カード記憶術

語彙力の強化法から引用。

まだルールを完全に理解はできてないが
大まかなアイデアは理解できた。あとは自分なりに
応用しても良いかと思い、ここに記憶させてい頂く。

下に記載は語彙力の強化法からの抜粋である。
カードが用意できたら、それを入れる容器を用意します。それに積み重ねができるケースを6つ用意し、積み重ねて置きます。ケースはカードを入れるためのもので、最初は一番上のケースに入れておきます。もちろん、書き取りするときはそこから取り出して使います。
 書き取りにはルールがあります。
 
【ルール1】
 まず、各項目のスコアの○×の列を見て、後ろから○の連続する数を確認します。そして、項目の中で一番少ないものを基準に、それより2つ以上○の多い項目はパスして書き取りしないことにします。もちろん、最初は○も×もありません。
 例えば、1×××○○、2××○○○○、3×○○○○○、4×○×○○、の4つの項目のカードなら、一番少ないのは1と4の2つなので、書き取りをするのは1と4で、2と3はパスすることになります。
【ルール2】
 カードは、単語・句・文など項目ごとに、正解できたら○を、不正解なら×をつけます。
【ルール3】
 全部に○がついたら、各項目の○×の列の後ろから順に連続する最大値の数だけ、下のケースへとカードを移動させます。
 例えば、1×××○○、2××○○○○、3×○○○○○、4×○×○○、の4つの項目のカードなら、○○が一番多いので2つ下のケースへとカードを移動させます。
【ルール4】
 ×が一つでもついたら、正解を確認してそのカードを5枚下へと繰り下げます。
 
 こうして次々書き取りすると、一度書き取りしたカードが5枚ぶりに出てくることになります。
 これはワーキング・メモリをリフレッシュするためです。見た直後は、海馬でなくワーキング・メモリによって思い出すことができるのですが、これは長期記憶に変化しないものなので一度消去する必要があるのです。
 このときも正解なら○、間違いなら×をつけます。一度間違ったカードには×がついていますから、0×2=0で、×のついた項目のみ書き取りすることになります。
 すべての項目に○がつけば、もちろんルール4に従い下のケースに移動させます。×が一つでも残っていればまた5枚下行きです。
 カードが5枚以下になるともう下に移動させることができませんので、単に一番最後にして書き取りとします。
 こうして次々と書き取りし、ケースが空になればその日の勉強は終わりです。そして、空のケースを一番下に移動させます。
 こうして毎日作業を進めます。開始して二日目以降は、○が連続するものが当然あります。カードの中で最も○の連続数の少ないものを基準に、○○と二つ連続すれば、2つ下のケースに移動させます。○○○なら3つ下のケースです。
 ただし、○○○○と4つなら一番下のケースにとし、○○○○○の5つならこのケースからは終了として別の容器へと移動させます。
 この終了したカードは別の容器に入れておき、一ヶ月後にまた書き取りします。この方法として、ケースを5つ用意し、1〜6・7〜12・13〜18・19〜24・25〜31と書いたシールを貼り、終了した日付に合わせて入れておきます。7日に終了したら、7〜12と書いたケースに入れるわけです。こうすると、一ヶ月後にケースが循環しますから、そのときカードを毎日書き取りのケースに再度入れます。この、一ヶ月を過ぎたカードについては、正解すれば完全に終了としますが、ただし自信がないカードについてはまた一ヶ月後にして戻します。
 このシステムのポイントがわかりましたでしょうか?
 それは覚えている時間を少しずつ長くするということです。
 
 1.一項目ずつの書き取り(約2秒)
 2.カード一枚4つ一気に書く。(約10秒)
 3.5枚下げてから書く。(約5分)
 4.○が1つついて次の日に書く。(1日)
 5.○が2つついて2日後に書く。(2日)
 6.○が3つついて3日後に書く。(3日)
 7.○が4つついて6日後に書く。(6日)
 8.終了カードについて1ヵ月後に書く。(1月)
 
 2秒⇒10秒⇒5分⇒1日⇒2日⇒3日⇒6日⇒1ヵ月と、少しずつ覚えている時間を延ばしていき完全に覚えるようになるわけです。イメージとしてはうどん作りのとき、麺を練って伸ばしていく感じでしょう。少しずつ伸ばしてはまとめ、伸ばしてはまとめる内にいくらでも伸びるようになるわけです。